生産者に聞きました!

沖縄県名護市 契約農家　安里様

手や指などのウイルス対策としては、手指の消毒・殺菌用の医薬品及び医薬部外品（指定医薬部外品等を含む）が有効です。
また、アルコール商品の場合、アルコール濃度60％以上（体積％）であれば有効である。

エタノールが最も消毒効果を発揮するのは70~80%、その間とって75％にしています。
100％近いエタノールは、たんぱく質への変性効果は高いですが、たんぱく質を瞬時に変性させると、細菌は新たに膜をつくってしまい、エタノールが浸透しにくくなってしまう。

噴霧直後はすぐに拭き取らない
アルコール除菌スプレーは、対象物表面に液が接触している時に効果が発揮するため、噴霧直後に拭き取ってしまうと十分な効果を得ることができません。
拭き取る場合は、10~30秒ほど経ってから拭き取る、もしくは使用する布の側にも十分にスプレーし、濡らした状態で拭く必要があります。

2つはいずれもアルコールの仲間である。
「エタノール」は、さとうきびなどの糖質と、ジャガイモなどのでんぷん質を発酵させて作られ、薬局などで主に消毒用として販売されています。
一方、「メタノール」は、アルコールランプなどの燃料などに使られる工業用のアルコールで、天然ガスや石炭などから作られます。2つとも、分子構造が違うため、性質が異なります。
一番の違いは「毒性」。エタノールは酒の成分と同じですが、「メタノール」は有害です。
メタノールの原液は日本では劇物に指定され、多量に摂取すると、吐き気や目まいのほか、昏睡や発作などの意識障害を起こすおそれがあるほか、症状が進むと失明したり命を落としたりする危険もあるといいます。

食中毒の原因菌と知られている
＊病原性大腸菌
＊黄色ブドウ球菌
＊腸炎ビブリオ
＊サルモネラ菌
などには効果が高く、瞬間的な除菌力があります。
エンベローブと呼ばれる脂質性の膜を持ったウイルスにも効果があります。
例えば、「インフルエンザウイルス」や「HIVウイルス」、今話題の「コロナウイルス」などです。

アルコールで除菌できないのは、
＊ウェルシュ菌
＊セレウス菌
＊ポツリヌス菌
のような「芽胞」を形成する細菌。
芽胞は強固なため、薬剤や熱、乾燥にも大変強く、アルコールの効果はありません。

手指消毒、 対象物に使用する除菌用アルコールは、 蒸発しやすく、 可燃性蒸気が発生するため、 火源があると引火する恐れがあります。
除菌用アルコールを使用する付近では、喫煙やコンロ等を使用した調理など火気の使用はやめましょう。

除菌用アルコールの詰め替えを行う時に可燃性蒸気が発生する恐れがあり、この可燃性蒸気は空気より重く、低所に滞留しやすい性質があります。
詰め替えを行う場所は、通気性の良い場所や常時換気が行える場所を選び、可燃性蒸気を滞留させないようにしましょう。

除菌用スプレーを直射日光の当たる場所等、 高温になる場所に保管すると、熱せられることで、 可燃性蒸気が発生します。
保管場所は、直射日光が当たらない涼しい場所に保管してください。

車内や高温になる場所の保管はしないでください。

お肌に異常が生じていないかよく注意して使用してください。

お肌に合わない場合、 使用中あるいは使用後、 「赤み・はれ・かゆみ・刺激・色抜け(白斑等) 黒ずみ」 等の異常があらわれた場合、お肌に日光があたって上記のような異常があらわれた場合には、使用を中止してください。
そのまま使用を続けますと、症状を悪化させることがありますので、皮フ科専門医等にご相談ください。

キズやはれもの、しっしん等、異常のある部位にはお使いにならないでください。

アルコール過敏症の方、 特に肌の弱い方、 乳幼児は使用を避けてください。

万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗ってください。
症状が重い場合は、眼科医の診断を受けてください。

間違って飲んでしまった場合は、大量の水を飲み、直ちに医師の診察と適切な処置を受けましょう。

乳幼児や小さなお子様の手に届くところに保管してください。

ポンプ式の除菌スプレーは、 ポンプは押し切らないようにしてください。
押手から液がこぼれ、衣類、 フローリングの床・樹脂素材などが し切って使うと、変色、 損傷する場合があります。

◎除菌したい箇所に適量を直接ふきかけてください。
◎マスクに吹きかけて使用する場合は、 吹きかけた後マスクが乾いたのを確認して使用ください。
◎使用箇所に応じて水洗いするか、きれいな布で拭き上げてください。

エタノール、 精製水、グリセリン、PG, ヒアルロン酸Na、 PEG-40水添ヒマシ油、 TEA、シークヮーサーエキス、
アロエベラエエキス、チャ葉エキス、ツボクサエキス、香料

◎マスクにスプレー後は乾かしてから使用してください。
◎乳幼児の手の届かないところに保管してください。
◎直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。

◎目に入らないように注意してください。万一、目にに入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗ってください。
なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けてください。
◎誤って口に入れることのないように十分注意し、 万一、 飲んでしまった場合には、ただちに医師の診療を受けてください。
◎使用後は手を十分に乾燥させてください。